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正解を探すより、自分の感覚を信じてみる

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正解を探すより、自分の感覚を信じてみる

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2026/06/29

1+1が、2じゃなくていい理由

若い頃のことを、今でも覚えている。

ホテルに勤めていた頃、レストランのフェアチラシを担当することになった。
表紙のデザイン、コンセプト、方向性。
それを決める打ち合わせで、デザイナーさんに聞かれた。

「どういう方向性で作りますか?」

言葉が出なかった。
知らなかったわけじゃない。
ただ、全体の軸を持っていなかった。
そしてどこかで、デザイナーさんが何とかしてくれると思っていた。

泣きそうだった。

正解を探すことが、目的になっていた

正解がほしかった。
これで合っている、という確信がほしかった。
その確信があれば、動けると思っていた。

でも、仕事は算数じゃない。

1+1が2じゃなくて、3にも、5にも、100にもなる。
だから最初から「答え」なんてどこにもない。

あのデザイナーさんは、答えを渡してくれなかった。
教えてくれなかった。
でも今は、育てようとしてくれていたんだと思っている。
あの経験がなければ、今の私はなかった。

信じるものは、積み上げでできている

自分の感覚を信じる、というのは根拠のない自信じゃない。

調べること。
確かめること。
自分が納得できるまで向き合うこと。

料理なら、何の食材か、どう調理されているか。
歴史なら、複数の視点から本当のことを調べること。
仕事なら、目の前の現場に自分の目と耳で向き合うこと。

その積み重ねが、「自分の感覚」になる。
そしてその感覚が、判断の基準になっていく。

正解がない場面ほど、人は外に答えを探したくなる。
でも本当に頼れるのは、自分が積み上げてきたものだけだ。

正解がない場面で立ち止まったとき、あなたは今、何を積み上げているだろう。
その問いに向き合えるとき、自分の感覚はもう育っている。

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谷藤 光優(たにふじ みゆ)
国家資格キャリアコンサルタント / Gallup認定ストレングスコーチ / ライフオーガナイザー

Instagram:@career.with.miyu

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