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「早く認められなきゃ」という焦りが、自分を見えなくしていた

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「早く認められなきゃ」という焦りが、自分を見えなくしていた

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2026/05/18

焦りが強いほど、本当の自分が見えなくなっていく

30代の頃の私は、ずっと焦っていた。

早く結果を出さなきゃ。
早く一人前にならなきゃ。
先輩のようにできるようにならなきゃ。
周りに認められなきゃ。

当時は、その焦りが自分を前に進ませてくれるものだと思っていた。
でも今振り返ると、焦れば焦るほど、自分が見えなくなっていたように思う。

輪の中に入れない感覚

マーケティング室に異動してしばらくした頃、私は仕事の入口に立てていないような感覚を抱いていた。

周囲の人たちは、普段は普通に接してくれる。
でも、企画や運営の話になると、急に輪の外に置かれるような感覚があった。

話してもらえない。
踏み込めない。
何をどう聞けばいいのかもわからない。

「早く追いつかなきゃ」

その気持ちばかりが強くなっていった。

「お前の目標は何だ?」

そう聞かれるたび、私は言葉が止まった。

何を答えればいいのかわからない。
先輩みたいに話せない。
うまく見せられない。

その差を埋めなければいけない。

そんな焦りを、ずっと抱えていた。

「先輩みたいにならなきゃ」と思っていた

その後、部下を持つようになった頃のこと。

私は、尊敬する先輩のやり方を真似しようとしていた。

その先輩は厳しかった。
でも信頼されていて、結果も出す人だった。

だから、同じようにすればいいと思っていた。

「いつやるの?」
「自分で考えて」
「もう一度考えてみて」

今思い返すと、赤面する。

言葉だけ見れば、間違ってはいないのかもしれない。
でも私は、表面だけを真似ていた。

同じ言葉を使っても、伝わるものはまったく違った。

私には、まだ背負えていないものがあった。

ただ厳しいだけ。
ただ余裕がないだけ。

きっと、そう見えていたと思う。

大阪で、少しずつ力が抜けていった

その後、私は大阪のホテルへ転勤した。

知らない土地。
知らない人たち。

そこには、これまでの私を知っている人が誰もいなかった。

最初は不安もあった。
でも同時に、どこかほっとしている自分もいた。

「こう見られたい」
「ちゃんとして見えなきゃ」
「先輩みたいでいなきゃ」

そういうものを、一度手放せる気がしたからだと思う。

大阪では、目の前の人とどう関わるか、自分の言葉でどう伝えるか、その場その場で考えるしかなかった。

そして、そのほうが私には自然だった。

わからないことは、ちゃんと聞く。
うまく見せようとしない。
相手を見て、考える。

そうやって働くようになってから、少しずつ力が抜けていった。

「認められる」と「信頼される」は違う

30代の私は、ずっと「認められたい」と思っていた。

できる人だと思われたい。
任せても大丈夫だと思われたい。
ここにいていいと証明したい。

でも今は、こう思っている。

認められることは、相手からの評価。
信頼されることは、自分の姿勢の積み重ね。

評価は環境やタイミングでも変わる。
でも信頼は、誠実に向き合い続けた時間の中で、少しずつ育っていく。

あの頃の私は、焦ることで前に進もうとしていた。

でも本当は、焦っている時ほど、自分が見えなくなっていた。

誰かのようにならなくていい。
早く認められなくてもいい。

管理職になると、答えを持っていなければいけない気がする。
弱さを見せてはいけない気がする。
ちゃんとしていなければ、任せてもらえない気がする。

でも本当に大事なのは、完璧に見えることではなく、自分の足で立って、目の前の人や仕事に誠実でいることなのだと思う。

焦っているときほど、自分を置き去りにしやすい。

だから、ときどき立ち止まって、
「私はどうありたいんだろう」と、自分に問いかけるようになった。

今は、そんなふうに思っている。

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谷藤 光優(たにふじ みゆ)
国家資格キャリアコンサルタント / Gallup認定ストレングスコーチ / ライフオーガナイザー

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