札幌でストレングスファインダーを活用しているワマル株式会社
2021/06/29
31年間、ホテルで働きましたが研修は何回、何十回受けたことか。
私の場合、それまでしていたアルバイトを辞めた日に内定したホテル(会社)からアルバイトしませんか?」と連絡がきて、(入社まで、ゆっくりしようと思っていたのに・・・でも折角だから、と)ホテルでのアルバイトを始めました。
ウエートレスか何か、と思っていたら・・・ナント!いきなりの宴会予約係。ホテルで行う宴会や婚礼に関わる様々な手配やお客様との打ち合わせなどを行う部署。私は受付や各種手配確認、初期段階のヒアリング、会場下見などのお仕事。
OJTスタートです(笑)
その約半年後に入社式があり、新入社員研修を受けました。今となっては、OJTで教わったことは覚えてますが、研修は何をしたのか、ほとんど覚えていません。
研修も時代とともに変化を遂げ、目的が明確になってきました。
スタッフの意識も変わってきていますね。
40代50代の昭和世代と20代の平成世代。一緒に働くのですから、生きてきた時代がまるきり違います。
価値観や考え方、ものの見方から違ってきます。
そして人は千差万別。管理職のひとたちは○○ハラスメントが怖くて、どう接したら良いか分からない、ということも。
「これ、コピー取って!」と言いたいけど“ハラスメント”って言われたら困るから自分でコピー取る。。。
電話が鳴りっぱなし。自分で取る。。。
新入社員研修では何故そういう仕事もしなければいけないのかは教わっていない。
「それは教わらなくても常識、当たり前」
いえいえ、「なぜ」を共有することは大切なことなんです。
「なぜ」この仕事をするのか。
ひとも同じです。「なぜ、あの人は、こうなのか」
「分からない」ことを埋めていく。それがチームとして、動き出す『1歩』。
相手のことが分からないと『警戒』。
相手も自分のことを知らないと『警戒』される。
弊社では「ひと」を大切に考えます。まずはお互いをよく知ることから始めてみる。
新入社員も、プロジェクトチームも同じです。
相手がどのような「ひと」なのか知ることが『急がば回れ』。生産性の高いチームになります。
弊社が研修で使うストレングスファインダー® を開発したアメリカのギャラップ社の統計で分かっている『優れたチームの共通点』は
1. 使命感と目的を共有する
2. チームの誰もが自分には得意なこともあれば、不得意なこともあることを理解している
3. チームのメンバーがお互いの才能フィルターを認識している
チームビルディングの大切な考え方です。
谷藤 美貴子