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2026/02/20
踏み込めなかった、あの頃
追い込まないように、していた
「いい人でいよう」と思っていたわけじゃない。
ただ、追い込まないようにしていた。
自分がきついのは自覚していたから。
どこまで言っていいのか。
どこからが踏み込みすぎなのか。
いつも、少し手前で止めていた。
やれる部下はやる。
報連相もしてくるし、ちゃんと向き合う。
でも。
言っても聞かない人は、聞かない。
私が後から入った部署。
担当制で上下も曖昧。
男性上司は、どこか甘かった。
その状況を理由に、
私は一歩、引いていた。
「その上」を超えてまで、踏み込めなかった。
困るのは、私じゃない
言ってもやらない。
期限を守らない。
報告もない。
「いつまでにできますか?」と聞いても、曖昧な返事。
締め切り前日になっても、何も上がってこない。
催促すると「今やってます」と言う。
でも、結局間に合わない。
最後は、私が尻拭いをする。
「もうこれ以上言っても分からないだろう」
そうやって、また引いた。
困るのは、私じゃない。
現場が困る。
納品が遅れる。
お客様は待っている。
私は謝れば済む。
でも、現場とお客様には申し訳ない。
これが現実だった。
いい人のままでは、マネジメントはできない
いい人でいることは、優しさじゃない。
踏み込まないことは、配慮じゃない。
役割を引き受けないことは、
優しさではなく、責任放棄だ。
今なら、あの頃の自分に言う。
遠慮するな。
一歩、踏み込め。
上司が甘くても関係ない。
あなたの役割は何だ?
言いづらいことを言うのが、マネジメントじゃない。
役割を引き受けることが、マネジメントだ。
嫌われることを恐れて引いたら、
結局、誰も守れない。
挟まれて、もがいて、モヤモヤしている人へ。
上司の顔色を伺い、
部下の反応を気にし、
「空気」を読んで疲れていないだろうか。
でも、その空気は
本当に組織のためになっているだろうか。
空気を読むことが、組織を守ることじゃない。
役割を守ることが、結果的に人を守る。
いい人のままでは、マネジメントはできない。
でも。
覚悟を持てば、信頼は残る。
踏み込むと決めた日から、
私は「嫌われないこと」より
「守ること」を選べるようになった。
怖がらなくていい。
あなたが引き受けると決めた瞬間から、
マネジメントは始まる。
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谷藤 光優(たにふじ みゆ)
国家資格キャリアコンサルタント / Gallup認定ストレングスコーチ / ライフオーガナイザー
Instagram:@career.with.miyu


