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任せている、と思っていた。

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任せるという覚悟

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2026/02/16

任せている、と思っていた。~ 最後は、自分で握っていた ~

任せている“つもり”だった

「任せている」と思っていた。
でも、それは“つもり”だった。

簡単なことから。
少しずつ段階を上げながら。

育てるつもりで、仕事を渡していた。

けれど、期限が迫ると、
結局、自分で仕上げていた。

任せている“つもり”で、
最後はいつも、自分が握っていた。

クオリティという責任

仕事は、お客様の目に触れる。
組織の印象を左右する。

だからこそ、
「ある程度の質」は守らなければならない。

それが責任だと思っていた。

日程は伝える。
ゴールも共有する。

でも、なかなか取りかからない。
本当にそれで間に合うのか、不安になる。

出来上がったものを見て、
「もう少しこうしてほしい」と修正を重ねる。

そして、時間がなくなる。

結局、自分でやったほうが早い。
正解とは思っていなかった。
でも、期限がある。

そう言い聞かせて、手を出した。

本当は、
どうして逆算して動いてくれないのだろう、と
心のどこかで思っていた。

出来上がりの日程は伝えている。
でも、取りかかるタイミングまでは任せていた。

それで本当に間に合うのか。

不安と苛立ちを抱えたまま、
最後は自分で握ってしまう。

信頼する余裕がなかった

振り返ると、
信頼する余裕がなかったのかもしれない。

任せるということは、
結果を引き受ける覚悟がいる。

自分のやり方と違っても、
一度は見守る勇気がいる。

それが怖かった。

失敗したらどうしよう。
迷惑をかけたらどうしよう。

その不安を抱えきれず、
最後は自分で握っていた。

任せたからこそ見えたもの

けれど、完全に握らなかったときがあった。

立場が変わっても、
場所が変わっても。

その時々で、任せてみた。

細部まで握らず、
期限と目的だけを共有して。

すると、
私にはない視点が返ってきた。
思ってもみなかった提案が出てきた。

任せることで、
チーム全体の力が見えた。

ひとりで仕上げるよりも、
ずっと厚みのあるものができあがった。

全部抱え込んでいたら、
私はその景色を知らなかった。

抱え込む人に次の仕事は来ない

そして、もう一つ。

抱え込む人に、
次の仕事は入ってこない。

上司は、いっぱいいっぱいの人に
新しい挑戦を任せない。

自分で全部やる人は、
その場では評価されるかもしれない。

でも、次のステージには進みにくい。

任せられるのは、
できる人だから。

強さは、全部やることじゃない。

手放すこと。
任せること。
信頼すること。

それができたとき、
チームが育ち、自分も成長する。

もし今、任せきれない自分に迷っているなら。

それは、責任感がある証拠。

でも、次のステージへ進むには、
少しだけ“手放す勇気”が必要なのかもしれない。

谷藤 光優
国家資格キャリアコンサルタント
Gallup認定ストレングスコーチ

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