ホーム > 働き方・キャリア > 辞めると決めるまでに、時間がかかった
2026/02/09
——人に決められる人生より、自分で決められる人生を——
辞める、という選択をしたとき。
31年勤めた会社を、辞めた。
周りは、驚いていた。
「谷藤は、ずっと辞めないと思っていた」と言われた。
私自身も、そう思っていた。
でも、辞めた。
いつまで、ここにいるんだろう
35〜36歳の頃
35〜36歳の頃。
「辞めたい」という言葉が、頭に浮かぶようになった。
仕事は、同じことの繰り返しだった。
手は動いている。
でも、前に進んでいる感覚はなかった。
部下ができたと思ったら、
異動や配置換えで、また自分のところに仕事が戻ってくる。
「いつまで、こんなことをやっているんだろう」
そんな問いが、
少しずつ、消えなくなっていった。
楽しい時期も、確かにあった
仕事に夢中だった頃
その後、
仕事が面白くなった時期も、確かにあった。
新しい挑戦に関わり、
忙しくても、充実していた。
その頃は、
辞めるという選択は、頭になかった。
このまま定年を迎えたら
ふとよぎった不安
環境が変わり、数年が経った頃。
気づけば、
年下の男性が、上司になっていった。
女性だからなのか。
能力の問題なのか。
自分を評価してくれる上司もいた。
でも、その人がいなくなったら、どうなるのか。
定年を迎えた自分を想像したとき、
そこにいる意味を、見いだせなかった。
人に決められる配置。
人に決められる役割。
それを受け入れ続ける未来に、
納得できなかった。
「一緒にやらない?」
背中を押した、ひとこと
そんなとき、
たまたま知り合った人から、声をかけられた。
「新しいことを始めるんだけど、一緒にやらない?」
正直、
ラッキーだと思った。
でも同時に、
本当に大丈夫なのか、不安もあった。
私は、
信頼できる話なのか、慎重に確かめた。
話を聞き、会い、考えた。
「この人たちとなら、やっていけるかもしれない」
そう思えたとき、
辞める決断が、現実になった。
勢いしかなかった。
でも、勢いだけでもなかった。
「辞めるのを、やめなさい」
周りの反応タイトル
周囲は、皆、驚いていた。
「本当に辞めるの?」
「谷藤は、ずっとここにいると思っていた」
止める声もあった。
それでも、
私は前に進むしかなかった。
「ほんとに、辞めるんだなぁ」
最後の日
最後の日。
「ほんとに、辞めるんだなぁ」
不思議と、涙は出なかった。
30年だと思っていた勤続年数が、
31年だったと知ったとき、
「30年で区切りが良かったのに」
と、笑った。
それくらい、
気持ちはもう、次に向いていた。
人に決められる人生より
自分で決めて、後悔するなら
人に決められる人生が、
すべて悪いわけじゃない。
でも、
自分の意思に反する選択を重ねると、
後悔だけが残る。
後悔するなら、
自分で決めて、後悔したかった。
自分で選んだ道なら、
失敗しても、受け止められる。
そう思った。
今、辞めようか悩んでいるあなたへ
もし今、
辞めようか、立ち止まっているなら。
その迷いは、
軽いものじゃないと思う。
今なら、
あの頃の自分に、こう問いかける。
「なぜ、辞めたいと思ったのか」
「辞めたあと、どう生きたいのか」
私は、辞めてから、
金銭的にも、精神的にも大変だった。
それでも、後悔はしていない。
自分で決めた道だから。
🕊今日のひと言 🕊
「人に決められる人生より、自分で決められる人生を。」
もし今、同じように立ち止まっているなら。
話すことで、整理できることもあります。
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谷藤 光優(たにふじ みゆ)
国家資格キャリアコンサルタント
Gallup認定ストレングスコーチ
ライフオーガナイザー
Instagram:@career.with.miyu


