「まっ、いっか」環境が変わっても折れない心のつくり方
2025/12/05
初めての転勤で気づいた、しなやかに適応する力
空港から電車に乗った瞬間、涙が溢れてきた。
札幌から大阪へ・・・初めての転勤。
楽しみのほうが大きいはずだった。
でも、大阪の景色が窓を流れていくのを見ていたら、胸の奥がぎゅっと締めつけられた。
「知らない土地」「知らない人しかいない場所」。
その現実が、急にのしかかってきたのだ。
本当の"ひとり"は、翌日から始まった
札幌グランドホテル時代にお世話になった先輩や、マーケティング部門の上司が、到着当日に食事へ連れて行ってくれた。
この日は、寂しさを感じる暇もなかった。
本当の"ひとり"は、その翌日から始まった。
2週間のホテル住まいの生活。
仕事が終わって部屋へ戻っても、スマホはあっても今のように気軽に時間をつぶせるわけでもない。
することが・・・ない。
赴任2日目。
数年前に大阪の営業所へ転勤していた後輩が、連絡をくれた。
そこで初めて、ホテル最上階のレストランバーを訪れた。
51階。
両サイドが全面ガラス張りになった大人の空間。
10席ほどのガラスで仕切られたカウンターからは、大阪市街のきらめく夜景が一望できる。
初めてそのカウンターに座った日のことを、私は今でも覚えている。
「あのひと、いつも1人でおるで」
その後、何度かひとりでそのバーへ足を運ぶようになった。
"スタッフと話す機会がほしい"
"人を知れば、職場での距離も縮まる"
そんな思いもあった。
バーテンダーは、少しムキになって言い返してくるタイプ。
でも、それが妙に可愛らしかった。
マネージャーは、そっと気にかけてくれる人だった。
その優しさに触れたとき、ふっと肩の力が抜けた。
・・・ああ、みんなが私を敵と思っているわけじゃないんだ。
そう思えたことで、急に心が軽くなった。
そのマネージャーが、カフェの女性マネージャーに言ったらしい。
「あのひと、いつも1人でおるで。誘ってやったらええやんか」
その一言が、私の大阪での人間関係の始まりだった。
めちゃくちゃ落ち込むけど、それも一瞬
ストレングスファインダーで、私の1位は「ポジティブ」、3位は「適応性」。
でも本当は、意外とネガティブ。
ダメな時は、めちゃくちゃ落ち込むし、目の前が真っ暗になる。
でも多分、それも一瞬。
「まっ、いっか。しょうがない」
そう思えてしまう。
転勤も、環境の変化も、時に人を不安定にする。
でも私は、このとき一つの"力"を身につけた。
完璧じゃなくていい。
すべてをコントロールしようとしなくていい。
人の優しさに触れたら、少し肩の力を抜いてみる。
そうやって私は、知らない土地でも、しなやかに生きる方法を覚えていった。
🕊 今日のひと言 🕊
適応力とは、変化を恐れないことではなく、『まっ、いっか』と思える力。
環境が変わる時、大切にしていること
環境が変わる時、私が大切にしているのは・・・
「知る」こと。
知らないと、恐れや戸惑い、すれ違いが多くなる。
何ごとも「知る」ことで、その不安はなくなっていく。
もしあなたが今、環境の変化に不安を感じているなら・・・
まず、知ろうとしてみてください。
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📸 Instagram → @career.with.miyu
谷藤 光優(miyu)
国家資格キャリアコンサルタント
Gallup認定ストレングスコーチ
ライフオーガナイザー


